鈴木光司の文庫本のあらすじ

著者紹介:和製ホラーブームの火付け役となった「リング」で一躍話題の作家になる。1995年に、続編の「らせん」で第17回吉川英治文学新人賞を受賞。なお、「リング」と「仄暗い水の底から」(ダーク・ウォーター)は、ハリウッドでも映画化(リメイク)されている。一般にはミステリー作家として知られている鈴木光司であるが、教育をテーマにしたエッセイなども多く執筆している。


アイズ

恐怖をかきたてる現象は、日常の何気ない空間に潜んでいる―。ホテルの窓辺にあられもない格好でつながれた美しい女の正体とは(「クライ・アイズ」)。マンションのドアに落書きされた不気味な文字(「しるし」)。ゴルフ場で偶然発見された死体は、槍のようなもので刺し貫かれていた―(「杭打ち」)。あなたの身にもいつかきっと降りかかる、得体の知れない恐怖を描くホラー短編集。
ISBN:978-4101438184(新潮文庫)

神々のプロムナード

もうおまえとは暮らせなくなった―日曜日の夕方、テレビも点けたままの状態で姿を消した松岡邦夫。妻の深雪に相談された友人の村上史郎は、邦夫を捜し始めた。すると続発する不可解な失踪劇との関連性がちらつく。その陰にはある新興宗教組織の存在が…。世界を混沌の淵へとみちびくミステリー大作。
ISBN:978-4062757003(講談社文庫)

サイレントリー

10歳で死んだ妹が人生を幸福に全うする過程を、兄はCGを駆使して映像にし、悲嘆に沈む父に見せた…「枝の折れた小さな樹」。両親を失った女子高生と、生後まもない娘を遺して妻に死なれた塾講師。二人の前にあるシーンが立ち現れる…「サイレントリー」。打ちひしがれた心が、輝いた瞬間の記憶を頼りに再生していく。人生をいとおしむ静かな7つの物語。
ISBN:410143817X(新潮文庫)

エール 愛を闘え、女と男

裕福な家庭で育ち、大手出版社に勤め、恋人はエリート。順風満帆な毎日を送る梅村靖子の前に突然現れた若き格闘家・真島一馬。「俺はあんたのために闘うよ」。しなやかな獣と運命の恋に堕ちた靖子。その人生に初めて、闘いのゴングが鳴り響く。
ISBN:4198921210(徳間文庫)