白川道の文庫本のあらすじ

著者紹介:1994年に「流星たちの宴」で作家デビュー。「天国への階段」が第14回山本周五郎賞の候補作になるなど、ハードボイルドの新旗手として注目されている。過去に株式投資顧問会社を経営していた経歴があり、その実体験を活かした作品も多い。競輪や麻雀などのギャンブルにも造詣が深い。


終着駅

愛など捨てたはずだった。恋人を事故で失った若き日に。私は虚無を抱え、アウトローとして闇に暮らしてきた。だが、光を失いながらも懸命に生きるかほると出会い、罅割れた心が潤ってゆく。私は、娘のような年頃の女性を、いつしか全身全霊で愛するようになっていたのだ―。男たちの熱き絆。そして不器用な男と女の命を賭けた恋。渾身の長篇小説。
ISBN:978-4101422244(新潮文庫)

捲り眩られ降り振られ

私の真似などなさらぬように―競輪歴四十年、投資総額十億円の無頼派作家のブッ壊れ人生! 印税は振込みと同時に博打で消え、税金滞納、借金三昧の日々。金を手にすりゃ毎晩豪遊、預金残高はいつもゼロ。引き換えに得たのは、気品と切なさが漂う人生哲学。歓喜と落胆が一瞬で交錯するギャンブルの魅力とは? 豪華ゲストの競輪体験記も併録。
ISBN:978-4344408753(幻冬舎文庫)

崩れる日なにおもう 〈上〉 病葉流れてV

遊蕩無頼の大学生活を終えた梨田雅之は、就職を機に大阪で新生活を始める。だが社会の枠に鬱積するばかりの日々の中、彼の胸中にあった真っ当に暮らす決意は崩壊し、再び巨額を賭けた博打に溺れて精神の均衡を保つしか生きる術がなかった…。更なる自滅への道程で彼が開いた活路とは? 自伝的賭博小説の傑作『病葉流れて』激動の第三部!
ISBN:978-4344407268(幻冬舎文庫)

崩れる日なにおもう 〈下〉 病葉流れてV

会社組織に身を置いて社会の枠を知ったのも束の間、放蕩生活に拍車をかけた梨田雅之は遂に大手企業を退職。ひたすら生きる実感を欲して、新たなる大博打・先物取引の世界に飛び込む―。痺れるような感覚だけを求め自ら毀れゆき朽ち果てようとした男が、必死のあげく漂着した世界とは? 自伝的青春賭博小説の傑作『病葉流れて』感動の完結編!
ISBN:978-4344407275(幻冬舎文庫)