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沢木耕太郎の文庫本のあらすじ

著者紹介:バックパッカー旅行の火付け役にもなった「深夜特急」が沢木耕太郎の代表作となる。同作品は、1996年にテレビドラマ化された。旅行やスポーツを題材にしたノンフィクション作品が多く、「NHKスペシャル」に自ら取材して出演した経歴もある行動派ルポライターである。


オリンピア ナチスの森で

1936年8月、ナチス政権下のベルリンで第11回オリンピックが開催された。ヒトラーが開会を宣言し、ナチスがその威信を賭けて演出した。その大会を撮影し、記録映画の傑作『オリンピア』二部作を生み出した天才レニ・リーフェンシュタール。著者は彼女にインタビューを試みる…。運命の大会に参加した日本選手団をはじめとする多くのアスリートたちの人生をたどる長編ノンフィクションの傑作。
ISBN:978-4087461909(集英社文庫)

世界は「使われなかった人生」であふれてる

「使わなかった!」と意識したとき、初めて存在するもうひとつの人生。あのとき、別の決断を下していたら―。去りゆく女性を引き止めることができなかった初老の男、肉親以上に愛情を注いだ弟子に裏切られてしまう中年女性…。透徹した眼差しで作品の本質をつき、そこから浮かび上がる人生の機微を抑制の利いた筆致で描く全三十編の映画評。
ISBN:978-4344409422(幻冬舎文庫)

天涯〈6〉 雲は急ぎ 船は漂う

旅はいつしか終わる。そして人生のどこかで、また別の旅が始まる。若者には若者の旅があり、大人には大人の旅がある―。オーストラリアからブラジルの大地へと沢木耕太郎の旅は続く。アマゾンの奥深く、文明から隔絶された人々の笑顔。その取材で遭遇した飛行機事故の決定的瞬間。単行本未収録の40頁を追加した充実のオールカラー文庫。大好評のフォトエッセイ、シリーズ全6巻、堂々の完結。
ISBN:978-4087461015(集英社文庫)

天涯〈5〉 風は踊り 星は燃え

旅は人を変える。旅は人に何かを与える。ただし、旅人が旅を十分に生きていれば。手段ではなく、目的としての旅を―。フランス、香港、ベトナム。沢木耕太郎が通り過ぎ、掌の中のカメラで丁寧に切り取って、持ち帰った時間と風景たち。大好評のフォトエッセイ第5集。単行本未収録の40頁を追加した充実のオールカラー文庫。旅を生きたいと願い、その途上にあるすべての人々へ贈る至言集。
ISBN:978-4087460933(集英社文庫)

無名

一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。
ISBN:978-4344408289(幻冬舎文庫)

一号線を北上せよ ヴェトナム街道編

旅に出たい―身を焦がし、胸を締めつける思い。ホーチミンからハノイまで、“私”は幹線道路をバスで走破するイメージに取り憑かれてしまった。飛行機の墜落事故で背中や腰を痛めた直後なのに、うちなる声が命じるのだ。「一号線を北上せよ!」テーマ別に再編集を加えた「夢見た旅」の記録、待望の文庫化。
ISBN:978-4062752718(講談社文庫)

杯[カップ] 緑の海へ

「最高のもの」に出会う―。自国を応援する楽しみと並ぶ、ワールドカップならではの喜び。自らを「アマチュア」と呼びながらも、W杯サッカーの魅力をそう喝破する著者は2002年、日韓を無数に往還した。東京、ソウル、済州島、横浜、光州…幾多のゲームの興奮を記すと同時に、旅人の視点から両国の土地と人間を深く静かに見つめた、汗と風の香り立つ異色の日韓W杯観戦記/漂流記。
ISBN:978-4101235165(新潮文庫)

シネマと書店とスタジアム

『蝶の舌』『ピンポン』などのヒット映画から、ピート・ハミルや古井由吉の本まで、著者は決して手放しに褒めない。たとえ欠点があるとしても、なぜ自分はその作品が楽しめたのかを率直にやわらかく語る。長野五輪と日韓W杯では、選手の内面に視線を向けて、プレー中の一瞬の決断や逡巡に推理をめぐらす。映画と本とスポーツをこよなく愛する著者による刺激的なコラム批評99編。
ISBN:978-4101235158(新潮文庫)