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阿佐田哲也の文庫本のあらすじ

著者紹介:『朝だ!徹夜だ!』が著者名の由来。その名前からも分かるように、ギャンブル(特に麻雀)を題材にした小説家として広く知られている。また、色川武大(いろかわ たけひろ)というペンネームで純文学の小説も発表している。阿佐田哲也の著書では「麻雀放浪記」が代表作。1978年に色川武大の著者名で発表した「離婚」は、第79回直木賞を受賞している。1989年に他界。


ゴールドラッシュ ヤバ市ヤバ町雀鬼伝

お色気狙いのみならず、ギャンブル好きも夜な夜な集まるピンクゾーンに、天才勝負師オレンプの娘と名乗る女が突然乱入してきた! アメリカ育ちの気ままさからか、親譲りの血ゆえか、天下無敵の爆裂パワーで町中をかき乱す(「夜は楽しい悪の園」「ここが地獄の一丁目」)。ほかに、おなじみの面々がハワイに集結してユーモラスな勝負に興じる「博徒出陣」、競馬ウマをめぐって引き起こされる騒動を描いた表題作の「ゴールドラッシュ」など。エイズ問題の影響で不景気な歓楽街を舞台に繰り広げられる、真剣(?)勝負の数々。連作ギャンブル小説第二弾。
ISBN:978-4094082654(小学館文庫)

三〇〇分一本勝負 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝

風俗営業の店があまたひしめくピンクゾーン“鬼ヶ島”。この界隈には毎夜ギャンブル好きが集まってくる。殺人前科はあるものの物腰柔らかで男前の天才勝負師・オレンプを中心に、僧侶、医者、株屋、社長、弁護士、家電屋、学生、愛人、警官……etc. 立派な肩書きを持つエリートから小市民まで。ギャンブルを愛してやまない、愛すべき面々による、勝負のゆくえ! 一話完結形の連作麻雀小説。
ISBN:978-4094082500(小学館文庫)

ばいにんぶるーす

競輪に惚れ込んで、生きる道を変えた元バンドマン・ロッカ。非合法の世界で天下を取りたいと願う非情なノミ屋・和合。元省庁の役人・立花。出所間もない大物老ギャンブラー・鉄五郎―。“フリーランサー”として生きる勝負師たちの壮絶な人生模様を、独特の筆致で描いた阿佐田哲也晩年の名作、長編ギャンブルロマン。ルーレット、競輪、賭けゴルフ、チンチロリン、オートレース、手ホンビキ、闘犬、ポーカー、さらには“誰が死ぬか”まで。あらゆるギャンブルが登場する。何をおいても賭け続ける男たちの、果てしなき戦いの譜。
ISBN:978-4094082357(小学館文庫)

麻雀放浪記 〈1〉 青春篇

終戦直後、焼け野原の上野のドヤ街で「ドサ健」と出会い、一気に博打にのめりこんだ主人公の「坊や哲」。チンチロリンや麻雀の技、いかさまの腕を磨いた哲が「出目徳」や「女衒の達」「上州虎」ら仕事師と渡り合い、生き残りをかけて激闘する阿佐田哲也のピカレスクロマンの最高傑作が文春文庫でついに登場。
ISBN:978-4167323042(文春文庫)

麻雀放浪記 〈2〉 風雲篇

ヒロポン中毒となり、やさぐれ生活を送っていた坊や哲は、代打ち麻雀でいかさまを見破られた。その後、生臭坊主クソ丸、ドテ子とともに東京から大阪へ移ったが、そこで出会ったのがブウ麻雀だった。京都の博打寺を舞台に関西のブウの鬼たち相手に激闘を繰り広げる阿佐田哲也の傑作ピカレスクロマン第2弾。
ISBN:978-4167323059(文春文庫)

麻雀放浪記 〈3〉 激闘篇

長年にわたる麻雀の打ち過ぎのためか、肘が上がらなくなり、いかさまが出来なくなった私こと「坊や哲」の前にあらわれた、ドサ健、出目徳、タンクロウらとも全く違った新しいタイプの麻雀打ち、鎌ちゃん。闇の地下組織TS会から高利の金を借り、窮地に追いやられた私に生来の博打打ちの魂が鎌首をもたげ…。
ISBN:978-4167323066(文春文庫)

麻雀放浪記 〈4〉 番外篇

戦後も安定期に入った。私こと「坊や哲」は唐辛子中毒で身体を壊し麻雀から足を洗って勤め人となった。ある日、会社の仔分がおそろしく派手な毛皮の半オーバーに鍔の広いテンガロンハットをかぶった一人の男を連れてきた。ドサ健だった。そして私は、再び麻雀の世界に身を投じることになった。感動の完結篇。
ISBN:978-4167323073(文春文庫)

天和をつくれ(文庫未収録短篇集)

雀ゴロの英さんは、一本気なイカサマ師。だけど最近はどこの麻雀クラブも油断しなくなって、商売あがったり。そこへ謎の美女が現れて「麻雀を教えて」とせがむ。下心をこらえて彼女と組んだ英さんは、大勝負に臨むが…。表題作「天和をつくれ」ほか、文庫初収録の短篇計八作。いずれも、ギャンブルが題材ながら、描かれているのは、勝負に生きる“人間”たちの哀楽にみちた人間模様。昭和の匂いを満喫できる一冊。
ISBN:978-4094082142(小学館文庫)